人事コンサルタントのお仕事日誌

人事労務管理のワンポイント・コラムとショートエッセイ

インフレ到来で暮らしと経営はどう変わる?

 

外国為替市場では急速な円安が進んでいます。原因は日米の金利差が拡大しているためです。

アメリカでは中央銀行FRBが物価の見通しを誤り、金融引き締めが遅れたことで、およそ40年ぶりというインフレに見舞われています。

あせったFRBはインフレを抑え込もうと急ピッチで金利を引き上げています。それに対し日本銀行はこれまでのゼロ金利政策を継続させる予定です。

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働き方改革から働きがい改革へ

働き方改革」の推進により、働きやすい職場環境が整いつつありますが、「働きがい」についてはあまり改善がなされていないようです。世界規模で実施されているいくつかの調査では、日本人社員の仕事に対する熱意や満足度はほとんど最下位という結果が続いています。

 

働きがいのある社員の割合・コーンフェリー社調査より

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テレワークが難しい日本の事情

コロナ禍により注目された テレワーク ですが、最近は利用が伸び悩みの状態にあるようです。

 

日本生産性本部 第10回働く人の意識調査 より

 

テレワークが広がらない理由として挙げられるのは、社内のコミュニケーションが減り、仕事に支障があるからというものです。

 

日本の会社では人に仕事を付ける仕組みのため、社員ごとの仕事の区分けが明確ではありません。部署の責任者は全体の業務量や部下の仕事の進み具合を把握しながら、状況に応じて仕事の割り振りを変え、現場を回しています。

 

このためテレワークになると、部下が今どんな状況にあるのかがわからず、適切に仕事を割り振れず、業務の遂行に支障が出るのです。

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新時代の人材育成法

新入社員が配属された現場ではOJTが真っ盛りといった所ではないでしょうか

 

現場の責任者にすれば一刻も早く戦力になってもらいたいが、成長を急がせるあまり「詰め込み教育」になると、「ゆとり教育世代」の若者にはストレスになるという思いもあり、さじ加減に思案するところです。

 

一般的に日本の会社では「人に仕事を付ける」やり方をしています。そのため新入社員にも一通りの仕事を覚えてもらって、その後、本人の適性を考えながらやるべき仕事を決めていきます。

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将来なりたいのは「会社員」

第一生命保険が小中高生に対して、「大人になったらなりたいもの」という調査を行いました。その結果、高校生では男子の約22%、女子の18%が「会社員」と答え、いずれも1位でした。特に男子は小学生から高校生までの全てにおいて「会社員」がトップでした。

 

子供たちになぜ「会社員」を選んだのかを聞いてみると、すべての世代で「働きやすそう」だからという答えでした。リモートワークをしている親の影響か、それとも休日に家でゴロゴロしている姿がそう思わせるか、そこまではわかりませんが・・・

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ウィル・スミスの殴打騒ぎから読み解く人材育成のコツ

先般、映画俳優のウィル・スミスによる平手打ち事件が大きな話題になりました。アカデミー賞の授賞式の場で、進行役を務めるコメディアン、クリス・ロックがスミスの妻の容姿をジョークのネタにしました。

これに激怒したスミス氏が突然ステージに上がり、ロック氏の顔面を平手打ちしたのです。


この出来事についてネットやSNSでは様々な意見が飛び交いました。総じてアメリカではウィル・スミスに批判的な意見が多く、逆に日本ではスミス氏に同情的なコメントが多いようです。

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思った通りの未来が現実になるという話

ロシアがウクライナに侵攻し、連日心の痛む光景が報道されています。「ウクライナと共にある」というスローガンの通り、今後、私たちの暮らしもウクライナの人たちと同じように長く耐え忍ぶことになりそうです。

 

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戦争の結果がどうなるにせよ、ロシアへの経済制裁は長引き、エネルギーや穀物供給の不安定さが増すことから、原油天然ガス、小麦の価格が上昇しています。インフレがさらに加速し、景気の後退も懸念されます。コロナ禍の出口が見え始めた矢先だけに世界経済には大打撃です。

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